神託和歌

天の神々 大地の神々

すべてを生み成す
神秘なる力を麻に宿して

天と大地の御恵を
お与えください

麻の結びに
神々との縁を託してください

麻結(あさゆい)守り

「神の依り代」と言われる精麻のお守りです。

麻の産地として有名な栃木県鹿沼市の、400年以上の歴史を持つ麻農家から直接仕入れた精麻(野州麻)を使用しています。

神前に供え毎日祝詞を奏上している精麻に、祝詞を唱えながら紐や糸を撚り、結びに祈りを託し、一つ一つ心を込めて手作りしています。

触れることにより身の内を祓い清め、大切な場所に置くことで空間を清めます。

※ご注文の際に願い事をご記入いただければ、神前にて祝詞奏上の上、祈願したものをお届けします。

麻結守り(幸)
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大麻とは

日本での大麻の歴史は古く、縄文時代にまでさかのぼります。縄文式土器の模様にも麻が使われ、遺跡から麻の種も発見されています。

大麻草

衣類や縄に使われるなど、古来より日本人の生活に深く根差した植物ですが、天に向かってまっすぐ伸び大きく根を張る強い生命力と、種を蒔いてから収穫までの成長の早さから、「神宿る草」、「神の依代」として、魔を除け、邪や穢れを祓う浄化力の高い神聖な植物とされ、神事にも使われてきました。

またその強い生命力は、人々の成長・発展・商売繁盛・子孫繁栄などを意味する縁起物としても取り扱われてきました。

大麻取締法の強化や生産者さんの減少から手に入りにくいものになっていますが、茎の部分は誰でも取り扱い可能で、現在でも「神の依り代」として神事や伝統芸能に欠かせず、代替が効かない貴重なものです。

精麻とは、この大麻の茎の皮から表皮を取り除き靱皮部分を取り出したもので、独特の光沢があります。

精麻

大麻の浄化力

神道では身を清めることを「禊」と言います。

神社の手水舎で身(手・口)を清めることも「禊」になりますが、本来は川や海に入り全身を洗い清めることを表します。

水や塩が「目に見える身」の罪や穢れを祓うのに対して、麻は「目に見えない身の内」の罪や穢れを祓うとされ、麻での禊は本来、繊維の束を両手で引きなでて行うとされています。

大祓祝詞にも「天津菅麻(あまつすがそ)を本刈り断ち末刈り切りて 八針に取裂きて 天津祝詞の太祝詞事を宣れ」(現代語訳:高天原にある麻の上下を断ち切り、多くの針で細く引き裂いて高天原の神聖な祝詞を奏上しなさい)と麻に関する記載があります。

大麻と神道

浄化力の高さから、神社でも聖域を囲む結界として、麻ひもや注連縄、拝殿に吊るす鈴緒などに使われています。

また、神主さんがお祓いの時に振る「祓串」にも使われ、祓串は大麻(正式にはおおぬさ)とも呼ばれます。

伊勢神宮ではお祓いを務めた祓串を箱に入れたものを「神宮大麻」として配っていましたが、次第に祓串の御真(ぎょしん)を和紙で包んだ神札(おふだ)を配るようになり、その神札そのものを「神宮大麻」と呼ぶようになりました。

大麻と伊勢神宮

毎年5月1日に、天照大御神の衣「神御衣(かんみそ)」を織り始める「神御衣奉織始祭(かんみそほうしょくはじめさい)」が、伊勢神宮内宮所管社の「神服織機殿神社(かんはとりはたどのじんじゃ)」と「神麻続機殿神社(かんおみはたどのじんじゃ)」で行われています。

5月と10月の2回、神服織機殿神社では女性の織子(おりこ)が「和妙(にぎたえ)」と呼ぶ「絹」を、神麻続機殿神社では男性の織子が「荒妙(あらたえ)」と呼ぶ「麻」を織り、「神御衣奉織鎮謝祭」を経て、内宮の正宮と荒祭宮で行われる「神御衣祭(かんみそさい)」で奉納されています。

この和妙である絹には天照大御神の「和御魂」、荒妙である麻には天照大御神の「荒御魂」が宿ると言われています。